身体測定と食育の日
毎月「身体測定と食育の日」を設け、身体測定と食育指導を行っています。
給食やお弁当を食べるのが遅い子どもたちの中に、「口の中に入れたまま噛まない。お茶がないと飲み込めない。」と言う子が増えたように感じます。『噛む力がないのが大きな原因』と考えられます。噛めば唾液が出てきて飲み込めるのですが、日頃からあまり噛まなくてもよい食事に慣れてしまっていることが原因のひとつと考えられます。
■子どもたちに噛む力をつける
■旬の食材を知り、積極的に食べていくようにする
■年少…お弁当や給食に慣れる。嫌いなものにも1口ずつ挑戦できるようになる。
年中…嫌いなものにも挑戦を続けて、何でも食べられるようになることを目指す。
年長…小学校に向けてできるだけ完食を目指し、30分以内で食べられるようにする。
固いものに慣れてみよう
幼稚園では普段あまり食べることの無いものに挑戦しています。
『小魚・いりこ』『乾パン』『こんぶ』『皮付きりんご』『するめ』などなど。
初めは恐る恐るだった子も全部食べられるようになりました。
みんなで育てる園内菜園
末光幼稚園の広い園庭には、自家菜園がありみんなで季節ごとの野菜を育てています。食べ物がどのようにして作られ、収穫の喜びを知ることで食べ物の大切さを知っていってほしいと考えています。
収穫した野菜はみんなで調理して、誕生会のカレーやシチューの材料にして食べます。
普段はあまり食べられなかった野菜でも、収穫してみんなで食べると「おいしい」と言って食べられるようになった子もいます。
春には、理事長先生が採ってきた大きなタケノコの皮をみんなでむきました。子供たちより背の高いタケノコにみんなびっくりでしたが、初めての経験に大はしゃぎ。ゆでたタケノコを食育の時間にみんなで食べましたが、タケノコが苦手な子もしっかり食べていました。
毎年キュウリ、たまねぎ、エンドウ豆、プチトマト、チシャ、ナス、とうもろこしなどを育てています。
自分たちで収穫した野菜に園児たちも目を輝かせています。